自社の強みを活かした活用と業務改善を支える「スマート葬儀」

株式会社日比谷花壇様[東京都港区]

株式会社日比谷花壇様[東京都港区]

今回は、花祭壇を強みに葬祭事業を展開され、スマート葬儀を活用し葬儀外受注での売上UPや業務効率改善を実現されている株式会社日比谷花壇(本社東京都港区、ライフサポート事業統括部統括部長青木誠氏)にシステムの導入効果や今後の期待について話を伺いました。

現場が混乱しないようにスマート葬儀の一部機能から利用を開始

Q:貴社のスマート葬儀の活用状況について

A:スマート葬儀は、コールセンター向けのCTIと呼ばれる機能やアフターフォローの効率化、さらに顧客や施行情報の管理といった葬祭事業全般にわたる機能を網羅したシステムなんですが、このサービスのいいところは、その中の一部の機能から現場で使い始めて順次、活用を拡げられるというところだと思っています。

実際に、日比谷花壇でも現場の混乱を生まないために、アフターの強化。というところを目的に一部機能を活用するというところから始めました。

全ての機能を同時に利用し始める。ということは、これまで利用していたシステムや管理方法も全て一気に変更する必要がある。ということなので、スマート葬儀がいいものだ。ということはわかっていたのですが、現場が混乱しないことを重要視して、そのような活用から始めました。

今では、様々な機能を活用しているので、今後はさらにスマート葬儀の機能を有効に活用することを意識したいと考えています。

日比谷花壇ではお花に関わる事業を得意としていることもあり、スマート葬儀を活用することでもっとお客様にお花が届けられるようなことを考えていきたいですね。

日比谷花壇の強みを活かした活用

Q:スマート葬儀の機能で特に効果が出ているポイント

A:iPadを使ってお客様にカタログを見ていただきながら、いくつかの選択をしていくことでプランの提案や、お見積りの作成まで完結できるタブレット接客機能が非常に優れていると感じています。

日比谷花壇の強みは、やはりお花になるのでタブレットでお見せすることで写真を拡大したり、カタログのデザインやページ数を気にせずにたくさんの画像を登録して見ていただくことができる。というのは非常に助かっています。

それだけではなく、新しい花祭壇のデザインや取り扱い商品が出来上がるたびにカタログ、パンフレットの印刷をしなくてもデータの修正を行うだけでよくなった。というのは常に最新の状態でお客様に提案できるようになった。という観点からも、日比谷花壇の強みを最大限に活かした提案に繋げられている。と考えています。

Q:今後拡張していきたいところ

A:日比谷花壇の強みであるお花をもっと業界に拡げていけるような取り組みにチャレンジしてみたいなと思いますね。

生花祭壇のデザインを自社でどんどんできる。というのはもちろん強みなのですが、スマート葬儀を利用されている他の葬儀社様にも当社の生花祭壇を使っていただけるような取り組みもいずれできないかな。と考えています。

お葬式自体がどんどんと縮小していく中で、大きな生花祭壇が求められづらくなっていくではないかなと危惧しています。

故人らしいお葬式という観点からも、日比谷花壇の生花祭壇はご遺族にとって喜んでいただけるものだという自負がありますので、もっとたくさんのお葬式で活用していただけるようになれば嬉しいなと考えています。

Q:スマート葬儀を導入してよかったところ

A:何よりも、スマート葬儀はシステムのアップデートサイクルが非常に速いことがうれしいですね。
システムをこんな風に使いたい。という相談をしたら翌週には、関連した機能がアップデートされていて使いやすくなっているということが非常に多く、大変助かっています。

これまでは、自社で使うシステムは自社で発注して独自で開発することがほとんどでした。 現場で使用しているうちに、変更の希望があるたびに改修費用をかけて修正をしていたことを考えると、トータルで大きな費用になっていることが多かったのです。

しかし、スマート葬儀ではそういった要望も他の葬儀社様も喜んでくれる変更であれば無償で対応してくれる。つまり、システムのアップデートは月額費用に含まれている。と感じながら利用できているのは非常にうれしいです。

やはりシステムは長い期間使っていると、様々な外部環境の変化もあるので、修正が必要になります。そういった環境変化による追加の費用に大きな心配がいらない。というのは非常に助かるシステムです。

今後の活用についても、事業全体を見渡して、もっとこうすればよくなる。という意見をたくさん出して、自社の改善を業務面だけでなくシステム面でも速いサイクルで実現していきたいですね。